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じゅんじとチェンジ!

~3KS(サンクス)井原への道~

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県内市議会議員研修(8/19)でのことなど

 去る8月19日(水)、14時から岡山市内で「人口減少時代における地方議会のあり方」について研修の機会を得ました。
講師は政策研究大学院大学の教授の松谷明彦(まつたに あきひこ)さん。(1970年大蔵省入省。主計官。審議官等を経て1997年政策研究大学院教授、2010年、同大学内に国際都市研究学院を創設。理事長。1945年,鳥取県生まれ。)
 


 県内15市から大勢の議員が参加。
CIMG3065_R.jpg

 講師は「地方としてやってはいけないこと」として、主に次の3点について力説された。

1 少子化対策(若者を引き留める政策)
2 大都市から産業を取り込むこと
3 市町村合併


 何か世論の真逆のように感じたが、本質論をお聞きするとうなづける。

まず、少子化対策について
  多産年齢層(25~39歳)の減少は止められない。この50年間で-55.1%。だから、出生率を少々上げても関係なし。むしろ、死亡する方の数は増加し、今の財源の中では少子化対策(政策)を中途半端に打っても「効果がない」。「生涯未婚率」(現在10%程度)が今後3倍程度に上昇する見込み。女性の生き方も変わってきている。
  また、若者は、昔から「ふるさと」を出て行くもんだ。若いうちは、自分の腕や力を試したいものだ。

  問題は、自分の「ふるさと」に中年世代で戻ってくる場所があるか。都会で、先端産業で磨き上げた己の腕・能力を生かす場があるか、ということ(欧米なんかでは脂に乗った40~50代が帰っているそうです)。そこには、「戻ってくる場所」があるからUターンの構造が見て取れます。

次に、大都市からの産業を取り込むな、ということ
 先生は、産業の構造プロセスを4つに分けられた。①企画・開発部門②部品・原材料部門(中間工程)③最終的な組み立て部門④販売(力)部門。このうち、大企業は①を離したがらない。なぜか、それは頭脳・その会社のノウハウ、ITなどまさに心臓部であるということ。続いて③の部門。ここでは、熟練工・技術・腕のみせどころ。まさに、「専門性」、「高級品」の価値が生み出される部門。
(こうした部門は今後とも離さないだろう。)
  今後、地方がやるべきことは、まさにこの①と③の部門で強みを持つ産業の創出。利益率を上げる伝統産業や地場産業のオンリーワン化。「競争力」を持つ「世界市場が目をむく」時代の産業振興策こそが必要であると。そこに、都会で鍛えた若者(中高年)が帰って、その培ったデザイン力、技能を生かす場がある。これからは、この視点で地域固有の産業振興策を考えないといけないと…そういう意味で、日本の今日までの産業振興策(新産・工特等)がある意味間違っていた面がある。
(ドイツのマイスター「職人学校」の例も紹介)

 3点目は、 これ以上市町村合併をするな、ということ。
  これは、合併前の中核施設であった「町役場」が「支所」となり、職員数も決済権限も大きく減少させたがために「過疎化」の歯止めがかからない現状を見てごらん、というものだ。
 


  以上の講演内容については、私の文責で書かさせていただいております。ご了解ください。

* * * * * * * * * *
 
 では、今自分が住んでいるところの「稼ぐ力」、「何でメシを食うのか」を考えたとき、自らの足元をジーと見つめてみれば「答え」は出てくる。その答えを出さないと、「消滅」はしないものの「勢い」が減速する。

 キーワードは、
①農業の産業化(儲ける農業)
②ならではの歴史・文化・伝統・技術の再発見と販売戦略
③実用化は先になるかもしれないが、新たな「研究・開発」機能創生
 (工業団地よりも研究・開発部門の立地・・・頭脳と技術と情報集積の拠点づくり)
などが頭に浮かんできますが、なにも一地方都市でなくても広域連携の視点で、と思います。

・・・残暑の中での夏の夜の夢(第2弾)でした・・・


☆★☆★☆★☆★

<閑話休題>
 下の写真は、我が地区のゴミ集積場です。
 約30軒ばかりが利用しています。日常生活の一こまです。
むかし、「ゴミを制する者は行政を制する」と教わったものです。今でも変わりませんね。
 


CIMG2654_R_20150829063742e5c.jpg


 今日は この辺で・・・ 


 
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